清水町議会 > 2022-03-25 >
令和4年第1回定例会(第6日) 本文 開催日: 2022-03-25

  • "保育"(/)
ツイート シェア
  1. 清水町議会 2022-03-25
    令和4年第1回定例会(第6日) 本文 開催日: 2022-03-25


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前09時00分開議 ◯議長(松浦俊介君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人です。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  3番 松下尚美君より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 2 ◯3番(松下尚美君) 議長の許可が出ましたので、発言させていただきます。  本定例会における私の一般質問、保育士人材確保対策と今後の公立の幼稚園・保育所のあり方についての中で、会計年度任用職員について「__________________」と断定的な発言をいたしましたが、当該部分の取消しをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 3 ◯議長(松浦俊介君) ただいまの3番 松下尚美君の申出を認め、発言の一部を取り消すことに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長(松浦俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、3番 松下尚美君の発言の一部を取消しすることに決定いたしました。       ──────────────────────────── 5 ◯議長(松浦俊介君) 日程第1 議案第22号 清水町監査委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 町長 関 義弘君。               (町長 関 義弘君登壇) 6 ◯町長(関 義弘君) 皆さん、おはようございます。早速、議案第22号 清水町監査委員の選任について御説明申し上げます。  本案は、清水町監査委員のうち、識見を有する委員であります杉山龍雄氏から一身上の都合により令和4年3月31日をもって退職したい旨の願いが提出され、これを承認したことから、杉山氏の後任として新たに鈴木清文氏を本年4月1日付で清水町監査委員に選任いたしたく提案するものであります。杉山氏におかれましては、平成26年10月から7年6か月の長きにわたり監査委員として御尽力いただきました。この間の御功績に対し心より敬意と感謝を申し上げます。  さて、鈴木氏は長きにわたり金融機関や学校法人に勤務されるなど民間での豊富な御経験があり、監査委員として必要な知識と経験を有されております。また、これまでに本町では消防団第3分団長を皮切りに南小学校PTA会長教育委員下徳倉区長農業委員会委員等として御尽力され、教育行政をはじめとする本町の事情を広く熟知しておられます。このように、鈴木氏の確かな知識と経験から、本町の財務事務等の行政運営が公正で合理的かつ効率的に行われているかを審査する監査委員として適任であると確信しておりますので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。
     以上、清水町監査委員の選任について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。 7 ◯議長(松浦俊介君) 提案者の説明を終わります。  質疑に入ります。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第22号については、人事案件につき、委員会付託並びに討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9 ◯議長(松浦俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第22号は、委員会付託並びに討論を省略することに決定いたしました。  これより議案第22号を採決いたします。  本案は原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 10 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第22号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 11 ◯議長(松浦俊介君) 日程第2 議案第5号 清水町犯罪被害者等支援条例についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 12 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第5号 清水町犯罪被害者等支援条例について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月11日に委員全員と当局から副町長、教育長及び所管課長の出席を得て審査を行いました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「本条例の制定に至った経緯は。」とただしたところ、「令和3年7月15日に沼津警察署協議会及び沼津警察署から犯罪被害者等支援条例の制定に関する要望書が本町に提出され、近隣市町の状況も踏まえて条例制定することとしました。」との答弁がありました。  次に、委員から「このような犯罪被害者の支援に関する条例を制定している自治体は静岡県内と全国で現在どのぐらいあるのか。」とただしたところ、「静岡県内では既に11市町が制定済みであり、令和4年度には本町を含め7市町が制定を予定しています。また、全国には約1,700の市区町村がありますが、令和3年4月1日現在、そのうちの22.3%、384の市区町村制定済みです。」との答弁がありました。  次に、委員から「条例の第7条に見舞金の支給という条項があるが、具体的な規定はあるのか。」とただしたところ、「具体的な内容は現在作成中の規則で定めることとしており、死亡による遺族見舞金は30万円を、1か月以上の診断がある傷病見舞金は10万円を支給する予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「見舞金に該当する町内の対象者は過去3年間でどの程度いたのか。」とただしたところ、「平成30年から令和2年までの過去3年間における本町の死亡見舞金に該当する対象者はなく、傷病見舞金は一、二件程度であると沼津警察署から伺っています。」との答弁がありました。  次に、委員から「見舞金についての令和4年度の予算計上はどのようになっているのか。」とただしたところ、「遺族見舞金及び傷病見舞金それぞれ1件分、計40万円を計上しています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 13 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第5号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 17 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 18 ◯議長(松浦俊介君) 日程第3 議案第6号 清水町空家等対策協議会設置条例についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 19 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第6号 清水町空家等対策協議会設置条例について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に委員全員と当局から副町長及び所管課長の出席を得て審査を行いました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 20 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 23 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第6号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 24 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 25 ◯議長(松浦俊介君) 日程第4 議案第7号 清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 26 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第7号 清水町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第6号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 27 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 31 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。
     したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 32 ◯議長(松浦俊介君) 日程第5 議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 33 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第7号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「清水町の職員給与が県内で低い状況にあることは、これまで何度も議会で指摘されている。人事院勧告に基づく改正は、必ず実施しなければならないものではない。今回の改正が賞与のみとはいえ、全体の収入として考え、減額となる改正を実施しないことで清水町の職員の給与における他の自治体との差を縮めていくこと及び優秀な人材が集まる給与体系にしていくことが必要だと指摘し、反対討論とする。」との発言がありました。  賛成討論として、「地方公務員の給与は、民間との給与を比較し、民間給与に準拠した人事院勧告に基づき条例改正を行うものであり、公務員の適正な処遇を確保するには必要な所作である。今回の勧告では、賞与について、民間給与との格差0.15か月分を埋めるため、賞与支給率を4.45か月から4.30か月へ引き下げる勧告となっており、新型コロナウイルス感染拡大による企業の業績悪化による民間給与への影響がその一因となっていると考えられる。過去には引下げだけではなく、引上げも行っているところであり、今回のマイナスの改正についても対応していくことは必要だと考え、賛成討論とする。」との発言がありました。  ほかに討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 34 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 14番 森野君。               (14番 森野善広君登壇) 36 ◯14番(森野善広君) 皆さん、おはようございます。議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  人事院勧告は民間の給与と公務員の給与の格差を是正するということでやられるわけでありますけれども、今回の引下げは民間の給与が下がっていると。先ほど委員長報告にありましたように、コロナの影響は少なからずあると思われます。そうした中で、政府自身、コロナの影響がないように様々な支援策を行って景気を支えると、そういうことがやられているさなかに、公務員の給料、民間も下がったから公務員も下げるということ自体、このコロナ禍の中でそういうやり方でいいのかということを指摘したいと思います。  また、委員会でも反対討論で言いましたように、清水町職員の給与の低さというのは再三取り上げられてきております。優秀な人材を確保するためにも給与の改善が必要だと、今議会でもそういう議論があったと思います。今回、一時金の引下げということでありますけれども、本給のほうの改定、やはりこれまでの議論を含めれば、そうした議会での答弁に対して当局は前向きな答弁をしていたはずであります。そういうことを考えれば、この機に給与全体の引下げにならないように本給のほうで改善するというふうな方法も当然考えられたわけだと思います。  今回、一時金の引下げ、こういう形で職員の給与の引下げ、ひいては新たな優秀な人材を確保する上でも支障が及んでくるということもあります。そういう点で本議案については賛成できないということで反対討論といたします。  以上です。 37 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。 4番 山本君。               (4番 山本文博君登壇) 38 ◯4番(山本文博君) 議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例についての討論に関し、賛成の立場で討論させていただきます。  私は、議案第8号 清水町職員の給与に関する条例及び清水町特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例について、本条例案は人事院が民間給与との格差を調査した上での勧告に基づくものです。職員等の賞与について、その格差0.15か月分を引き下げるものであり、全国的にも同様の内容で実施されるものであると承知しております。職員等におきましては令和2年に引き続きの引下げであり、様々思うこともあるかと思われます。私自身も甚だ遺憾ではありますが、コロナ禍における厳しい社会情勢の中、今回の引下げはやむを得ないものであると考えています。  職員各位におかれましては、町民ニーズも多様化し、また、ワクチン接種をはじめコロナ禍における行政需要も拡大の一途をたどっておりますが、どうかモチベーションを維持し、町民の期待と要請に応えるよう、より一層職務に邁進されることをお願いしまして賛成の討論とさせていただきます。 39 ◯議長(松浦俊介君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 42 ◯議長(松浦俊介君) 挙手多数であります。  したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 43 ◯議長(松浦俊介君) 日程第6 議案第9号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 44 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第9号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月11日に議案第5号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 45 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 48 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第9号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 49 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 50 ◯議長(松浦俊介君) 日程第7 議案第10号 清水町営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 51 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第10号 清水町営住宅条例の一部を改正する条例について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第8号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 52 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第10号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 56 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 57 ◯議長(松浦俊介君) 日程第8 議案第11号 清水町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
     本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 58 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第11号 清水町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第10号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 59 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第11号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 63 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 64 ◯議長(松浦俊介君) 日程第9 議案第12号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11回)についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。  まず初めに、総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 65 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第12号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11回)について、総務建設委員会の所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第11号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から繰越明許費補正、債務負担行為補正、地方債補正及び歳入について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「地方交付税が当初予算額と比べ3億円以上増加している理由は。」とただしたところ、「基準財政需要額の増加によるものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「債務負担行為補正により、境川の改修事業に伴う新橋の架け替え工事負担金が追加されている。河川管理者である静岡県と、橋梁を含む道路管理者である三島市及び清水町のそれぞれの負担割合とその算出の根拠は。」とただしたところ、「負担割合の基本的なルールとして、橋梁と取付道路の現況幅員分は、河川管理者、道路管理者それぞれで折半し、それ以外の拡幅分は道路管理者の100%負担となります。このルールを用いて算出すると、河川管理者である静岡県が27.4%の負担となり、道路管理者である三島市及び清水町で合わせて72.6%の負担となります。道路管理者分72.6%のうち、三島市と清水町の負担割合については、工種や右岸・左岸などの施工場所等によるものや、人口割等の根拠を設定して算出します。この方法により算出した結果、静岡県が27.4%、三島市が44%、清水町が28.6%となります。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳出について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に歳入歳出全般について質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 66 ◯議長(松浦俊介君) 次に、民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 67 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第12号 令和3年度清水町一般会計補正予算(第11回)について、民生文教委員会の所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月11日に議案第9号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から繰越明許費補正及び歳入について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に歳出について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「放課後児童教室の職員と保育士に対する処遇改善の特例事業では、民間に対しては補助金で、公立に対しては人件費で計上しているが、1人当たりでは幾らの処遇改善になるのか。」とただしたところ、「今回実施される処遇改善の1人当たりの額は、民間の保育園、小規模保育事業所については、1人当たり1か月4,000円から1万2,500円まで、平均して9,000円と伺っています。また、放課後児童教室の職員は、1人当たり1か月2,000円から1万1,000円まで、町立保育所、幼稚園の会計年度任用職員については、1人当たり1か月3,000円から6,000円までとなっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「今回の処遇改善の対象になる人数は。また、この措置はいつまで続くのか。」とただしたところ、「対象人数は、民間の認可保育所及び認定こども園3園では81人であり、小規模保育事業所3園で41人、放課後児童教室3か所では33人となります。なお、町立保育所の会計年度任用職員は30人で、町立幼稚園の会計年度任用職員が22人となります。また、この制度の国の補助要件としては、恒久的な措置として実施されることが求められています。」との答弁がありました。  次に、委員から「保育士が足りないため、保育士の待遇改善をする国の施策だと捉えていたが、正規職員は、現況の給与体系で据え置くということである。その点はどう考えているのか。」とただしたところ、「本町の正規職員には、地方公務員給与体系で給与が支払われており、民間施設より給与水準が高いこと、また、他の職種の給与との均衡を図る必要もあることから、正規職員は対象外とし、会計年度任用職員のみを対象として実施することとしました。」との答弁がありました。  次に、委員から「中学校の給食棟の空調設備に関して、委託料で295万円、工事請負費で4,900万円をこの年度末で補正し、繰り越すこととしているが、その理由は。」とただしたところ、「清水中学校及び南中学校の給食棟の空調設備の整備に関しては、令和4年度の当初予算に計上する予定で国の補助要望を進めていましたが、国から当該事業の令和3年度への前倒しの希望調査があり、積極的な財源確保の観点から要望を行ったところ、国の補助金の採択を受けることができたため、令和3年度の補正予算に計上しました。」との答弁がありました。  次に、委員から「この工事による学校給食への影響はないと思われるが、工事のスケジュールはどのようになっているのか。」とただしたところ、「4月以降に速やかに入札を行い、調理を行わない夏休み中に整備工事を行う計画を見込んでいます。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳入歳出全般について質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 68 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第12号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 72 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 73 ◯議長(松浦俊介君) 日程第10 議案第13号 令和3年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 74 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第13号 令和3年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第12号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 75 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第13号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 79 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 80 ◯議長(松浦俊介君) 日程第11 議案第14号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
     民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 81 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第14号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月11日に議案第12号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 82 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第14号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 86 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 87 ◯議長(松浦俊介君) 日程第12 議案第15号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 88 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第15号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月11日に議案第14号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 89 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第15号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 93 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。  再開を9時55分にします。                                  午前09時44分休憩                                  ────────                                  午前09時53分再開 94 ◯議長(松浦俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。       ──────────────────────────── 95 ◯議長(松浦俊介君) 日程第13 議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。  まず初めに、総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 96 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について、総務建設委員会の所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月10日に議案第13号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、債務負担行為、地方債及び歳入についての質疑に入りました。  最初に、委員から「個人住民税の対象人数を、令和3年度と比べて300人程度の増加と見込んでいる理由は。」とただしたところ、「有効求人倍率や、沼津・三島管内のハローワークの動向を見ると増加傾向にあること、それに加え、今年の決算見込みの状況から推計した結果、300人程度の均等割人数の増加を見込みました。」との答弁がありました。  次に、委員から「法人町民税の調定見込額を、令和3年度と比べて1億円ほど増加し2億6,000万円余と見込んだ理由は。」とただしたところ、「令和3年度の当初予算算定時には、かなり激しく落ち込むと見込んでいましたが、決算の状況を見ると、見込んでいたほどの大きな減少がないことを踏まえ、調定見込額を増額しました。」との答弁がありました。  次に、委員から「地方消費税交付金を、令和3年度と比べて1億円ほど増加し8億円と見込んだ理由は。」とただしたところ、「令和3年度の決算見込みが7億9,800万円余であり、当初の見込みよりも増額となったことに加え、回復基調にある景気動向も踏まえ、令和2年度と同額を計上しました。」との答弁がありました。  次に、委員から「地方交付税を、令和3年度と比べて5,000万円増額した理由は。」とただしたところ、「普通交付税については、国が示す地方財政計画において令和4年度の交付税総額が対前年比で3.5%増となる18兆538億円が確保されたことを踏まえて試算を行った結果、3,500万円増額しました。また、特別交付税については、台風等の災害復旧経費や普通交付税算定後に生じた特別な財政需要に対して交付されるものであることから、その動向が見込めないため、令和3年度の決算見込額と同額の6,000万円を見込み1,500万円増額しました。」との答弁がありました。  次に、委員から、「広報しみず広告料は前年度と同額の36万円が計上されているが、発行回数が減っているのに広告料が変わらない理由は。」とただしたところ、「広告料は、1枠5,000円であり、1号当たり6枠設定しているため、12か月分で36万円となります。広報しみずは月1回の発行となりましたが、月に2回発行していたときも1日号のみに広告を掲載しており、広告枠数に変更がないことから、積算額の変更はありません。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に人件費全般についての質疑に入りました。  委員から「4款衛生費、2目予防費の会計年度任用職員報酬が108万3,000円増額となっている理由は。」とただしたところ、「新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る会計年度任用職員2人を、4月から7月までの4か月間任用するためです。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳出についての質疑に入りました。  委員から「清水町クラウド運用業務が8,180万円計上されているが、令和3年度と比較して2,000万円ほど増額している理由は。」とただしたところ、「庁内ネットワークの再構築業務、クラウドライセンスの管理業務におけるライセンス価格の改定、個人番号系静脈認証システムのウィンドウズ11対応などの業務の増によるものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和3年度は500万円余の計上だった土地借上料が、令和4年度で1,000万円余に増額となった理由は。」とただしたところ、「旧保健センター用地の土地借上料は、これまで保健センター費で計上していましたが、解体に伴い、庁舎管理費に移管したことから、その分が増額となりました。」との答弁がありました。  次に、委員から「旧保健センターは解体され、現在更地となっているが、令和4年度もその状態で借りるということか。」とただしたところ、「今後、西間門新谷線第5工区の整備が見込まれており、現在の消防庁舎の敷地に道路整備がかかることも想定される中、どのように利活用していくのかは、今後検討していくことになります。令和4年度は、庁舎に関連した駐車場としての利用を考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「区運営事業費補助金が年々減少傾向となっているが、その理由は。」とただしたところ、「区長会の運営補助金の中で、勉強会や研修会等の開催経費がありますが、コロナ禍では実施しないことからその分を減額しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「住民相談費で計上している食糧費4万6,000円の内容は。」とただしたところ、「町で行っている弁護士相談や行政・人権相談における委員への昼食代となります。相談業務は、無報酬で従事していただいており、午前から午後にかけて実施していることから昼食代を計上しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「町内循環バスの運行業務委託料が、年々増額となっている理由は。」とただしたところ、「委託料を算定する際に用いる1キロ当たりの走行に要する経費が、昨今のコロナ禍の影響や長引く燃料費の高騰等の影響を受けて、増額になっていることから、予算上やむを得ず増額しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「静岡地方税滞納整理機構への負担金が、令和3年度に比べて減額となっているが、滞納者が減る見込みということか。」とただしたところ、「負担金の額は、当該年度の前々年度の徴収実績に基づき算出されます。令和4年度の減額は、令和2年度中の徴収実績がコロナの影響下で大きく減額したことによるものであり、移管する件数が減少したわけではありません。」との答弁がありました。  次に、委員から「広報しみず等の印刷製本費が、令和3年度の予算額690万円に対して、令和4年度は652万円となっている。広報の発行が月1回となったのに減額が少ないと感じるが、その理由は。」とただしたところ、「月2回から1回の発行にしましたが、1号当たりのページ数は増加しています。月2回の発行だった令和2年度は、1月当たり32ページでしたが、令和4年度は、24ページから28ページで積算しています。また、印刷業務の特性として、全体のページ数が少なくなるにつれ、単価が増加する傾向も見込んでいるため、大きな減額となっていません。」との答弁がありました。  次に、委員から「広報広聴費の広告料が増額となっている理由は。」とただしたところ、「令和4年度から、dボタン自治体広報サービスを実施する予定であり、その分の広告料が増額となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「静岡県移住相談会とふじのくに結婚応援協議会への負担金で、町が得られる効果は。」とただしたところ、「静岡県移住相談会は、東京のふるさと回帰支援センターにある静岡県移住相談センターで開催する移住相談会の参加負担金となりますが、この相談会を、本町の魅力をPRする絶好の機会と捉えており、首都圏からの移住を促進する面で効果があると考えています。また、ふじのくに結婚応援協議会については、静岡県では、今後は出産からではなく、結婚から子育てまでの支援により、さらなる少子化対策等を進めていく方向性を示しており、その取組の一つとして昨年11月に設立されたもので、県と県内市町で構成されていることから、広域的かつ総合的に結婚支援に取り組むことができる面で効果があると考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「移住・就業支援事業補助金が、令和3年度と比較し増額となった理由は。」とただしたところ、「この事業は、単身世帯での移住は60万円、2人以上の世帯だと100万円補助される制度ですが、令和4年度は、18歳未満の子供を扶養する世帯に対する拡充として、子供1人当たり30万円を増額します。夫婦と子供2人を想定して予算計上したことから増額となりました。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和3年9月から開始した大学等新幹線通学支援事業貸付金の利用者数と令和4年度の見込み利用者数は。」とただしたところ、「令和4年2月末現在での利用者数は11人であり、令和4年度は35人を見込んでいます。」との答弁がありました。  次に、委員から「家庭用蓄電池等設置費補助金の、令和3年度の実績と令和4年度の見込み件数は。」とただしたところ、「令和4年2月申請分までとなりますが、家庭用蓄電池43件、燃料電池8件、計51件です。令和4年度は、家庭用蓄電池60件、燃料電池10件、計70件を見込んでいます。」との答弁がありました。  次に、委員から「沼津市清掃プラント使用料が増額となっているが、可燃ごみが増えていることについての対策は。」とただしたところ、「可燃ごみの減量については、町として取り組んでいかなければならない大きな課題だと考えていますので、啓発も含めPRしていきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「沼津市衛生プラント使用料の増額理由は。」とただしたところ、「処理量自体は横ばいでありますが、衛生プラントの維持管理費や修繕料等が使用料に反映されたことによるものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「環境保全促進事業業務の内容は。」とただしたところ、「地球環境問題をテーマとし、環境保全の意識を高めるため、主に子供向けの講演会や体験ブース等をSDGs環境展という形で開催する予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「大平徳倉排水機場改修県営事業費負担金の減額理由は。」とただしたところ、「平成28年度から令和4年度までの期間で行う総事業費3億4,600万円で計画された改修事業の負担金であり、最終年度となる令和4年度は、今まで改修してきた工事等が終了したことによって減額となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「東部家畜保健衛生推進協議会の内容は。」とただしたところ、「東部地域の家畜振興を図るための協議会であり、県東部市町、農協、農業共済、獣医師会等が参加しています。本町では家畜業を営んでいる農家はありませんが、鳥インフルエンザの情報や豚コレラの情報等を得られています。」との答弁がありました。  次に、委員から「創業支援窓口運営業務等の減額理由は。」とただしたところ、「今まで月3回程度行っていた専門家による相談会を2回以下の開催にし、起業専門家によるセミナーを半減させるほか、起業後のアフターフォローや初期相談等を業務内容から外したことにより減額となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「マンホールトイレの整備費が計上されていないのは、必要な箇所への設置が完了したということか。」とただしたところ、「指定緊急避難場所となる小中学校や公共施設への設置を進め、残るは沼津商業高等学校のみとなりますが、校舎建て替えの計画があることから、建て替え後の設置を予定しています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳入歳出全般についての質疑に入りました。  委員から「中期財政推計では、令和4年度から8年度までの投資的経費が記載されており、令和4年度は7億6,600万円となっている。インフラ整備を含まず公共施設のみを計画の対象としている公共施設等総合管理計画では、令和4年度は約5億円となっている。令和5年度では、計画で13億円の投資が必要とされているが、財政推計では9億9,000万円となっており、令和6年度は、計画で17億円のところ財政推計では10億円となっている。中期財政推計が、公共施設等総合管理計画の数字と整合性が取れていない理由は。」とただしたところ、「公共施設等総合管理計画における計画事業については、緊急性の高いものから優先し、中期財政推計に算入しています。中期財政推計は、原則として第5次清水町総合計画前期基本計画における実施計画書に基づき計上していますが、予算との整合を図っているのは令和4年度のみであり、令和5年度以降は、その時々の社会経済情勢等によって翌年度以降へ繰延べ等をする場合がありますので、整合性は取れないものと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「財政推計における財政調整基金の令和4年度末残高は5億2,700万円となっており、5年度以降は減少傾向にあって令和8年度末では1億4,500万円を見込んでいる。今後の推移を見ると大分心細くなってくると思われるが、令和5年度以降における歳入歳出の額はどの程度まで担保されているのか。」とただしたところ、「中期財政推計における歳入歳出の総額は、現時点で想定している各年度の当初予算における目安として、それぞれ推計したものを示しています。したがって、予算との整合を図っているのは、あくまでも令和4年度のみであり、令和5年度以降は、その時々の社会経済情勢等によって翌年度以降への繰延べなどの措置を講ずることを想定しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「保健師のほかにも保育士、土木技師等の専門的な資格や知識、能力、経験を有する職員の必要性が高まっている中、これから取り組んでいく自治体DXにおいても情報通信に精通した専門的知識を有する職員が必要となってくる。会計年度任用職員も含めて、専門的な職員を確保していくことは、非常に重要な課題であると認識しているが、町の考えは。」とただしたところ、「これから自治体DXを推進する上で、専門的知識、経験を有する職員の採用については、成り手不足の影響から、非常に苦慮している状況下にあります。処遇や待遇の面が一番大きく影響するかと思いますが、技術をお持ちの方々にとって、自治体の業務が魅力的に映らないということも一因であると考えています。町としては、先進的な自治体の人事制度等について積極的に情報収集を進めていきたいと考えています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「公共施設等総合管理計画の今後の投資予定と中期財政推計の数値が大きく違っていることに加え、ごみ焼却所の建設負担金と都市計画道路整備事業の2つの大きな事業がどちらにも反映されていないことは、清水町の身の丈に合った今後の運営を考えた場合に問題があると考える。単年度主義とはいえ、何が起こるか分からない状況の中で、長期的な見通しはしっかりと行っていく必要があることを指摘し、反対討論とする。」との発言がありました。  賛成討論として、「令和4年度予算は、令和3年度予算と比較すると4億7,800万円の大幅な増額となっているが、本委員会所管での増額要因としては、西間門新谷線第7工区の整備、町道2号線の舗装整備や、整備の大詰めを迎える町道24号線などの道路整備、そして、自治体DXを推進するための役場庁舎内ネットークの再構築に係る経費や、駿東伊豆消防組合への負担金の増額などである。これらいずれの事業も、町民サービスの向上の観点から必要な事業であると考える。また、dボタン自治体広報サービスの導入や、海外姉妹都市とのオンライン交流事業、循環バス停留所へのベンチの設置等、創意工夫による事業展開を評価できる。令和4年度も新型コロナウイルス感染症の影響は計り知ることができない状況であるが、総合計画に基づく施策を積極的に進め、「くらしやすさで未来をともにつくるまち」を実現できるよう、切に要望し、賛成討論とする。」との発言がありました。
     ほかに討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 97 ◯議長(松浦俊介君) 次に、民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 98 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について、民生文教委員会の所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月11日に議案第15号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、債務負担行為及び歳入についての質疑に入りました。  最初に、委員から「歳入で保護者から集める学校給食費を1億5,343万1,000円、歳出では賄い材料費として1億5,874万1,000円が計上されており、531万円の差額が生じている。この差額分は、令和4年4月から値上げされる給食費の一部を町が負担する保護者への軽減分と考えられるが、軽減の経緯と概要は。」とただしたところ、「食材等の価格が年々上昇している中で、副食費等を節減して全体を抑える形で対応していましたが、魅力ある給食を提供するため、令和4年度から学校給食費を改定することとしました。その一方で、保護者への負担軽減や改定に伴う激変緩和を図るため、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、今回の改定に係る増額分の2分の1を公費負担としました。小学校では20円値上げするところを10円、中学校では30円値上げするところを15円、それぞれ軽減し、1食当たりでは、小学校では295円とするところを285円、中学校では360円とするところを345円に、それぞれ軽減します。」との答弁がありました。  次に、委員から「この負担軽減は令和4年度のみではなく、令和5年度以降も続けるのか。」とただしたところ、「今後、コロナの感染状況や国の交付金の動向を鑑みて検討する必要があると考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「学校給食費の改定について、学校給食委員会と教育委員会でどのような意見があったのか。」とただしたところ、「学校給食委員会では、値上げは問題ないけれども、子供たちにとっておいしい給食を提供してほしいという意見や、他市町と比べて金額はどうかといった意見をいただいています。教育委員会でも、子供たちにおいしい給食を提供するには、値上げはやむを得ないとの意見をいただいています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳出についての質疑に入りました。  委員から「高齢者福祉費の中で、令和3年度まで計上されていた「いきいきサロン事業」の委託料が、令和4年度に計上されていない理由は。」とただしたところ、「介護保険事業特別会計の地域介護予防活動支援事業に予算を組み替えて計上したため、一般会計では計上していません。」との答弁がありました。  次に、委員から「手話通訳者等派遣事業の委託料が減額となった理由は。」とただしたところ、「令和3年度の手話奉仕員養成講座は、入門編18講座及び基礎編22講座を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入門編のみの開催としたので、令和4年度は新規受講者を募集せず、入門編を修了している受講者を対象に基礎編22講座のみの開催としたため減額となりました。」との答弁がありました。  次に、委員から「本町に手話通訳者は何人いるのか。」とただしたところ、「本町に登録している手話通訳者は、現在いない状況ですが、町の手話奉仕員養成講座の受講者の多くは、福祉センターで活動している手話サークル「あゆの会」の会員として、勉強会やボランティア等の活動に参加しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「町内の待機児童が年度末には100人を超える見込みだが、現状の保育の体制で待機児童を解消できるのか。」とただしたところ、「受入れに必要な人数の会計年度任用職員保育士が確保できれば、国が定義する待機児童は解消可能と考えています。なお、広義の待機児童については、特に民間の特定施設のみを希望する方が多く、施設の面積要件等の制限もありますので、完全に解消することは困難と考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「広義の待機児童も含めて、待機児童解消のために町はどのように考えているのか。」とただしたところ、「広義の待機児童を解消するためには、新たな施設の整備や既存の施設の増築が必要ですが、それに伴う保育士の確保など実現するには難しい問題がありますので、当面は職員の体制を確保できるよう努めていきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「敬老会事業委託料と敬老会会場使用料等が前年度と比べて増額となった理由は。」とただしたところ、「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、敬老会を従来の1日で2回の開催から2日間で3回の分散開催するに当たり、会場設営や芸能委託料、会場使用料等が増額となりました。」との答弁がありました。  次に、委員から「新規事業の子ども家庭総合支援拠点事業の主な業務内容は。」とただしたところ、「子ども家庭支援員を配置し、児童虐待をはじめとした子供の権利侵害に早期に対応する業務を行うものです。子供やその家庭、また妊産婦の支援全般に関して、実情の把握や相談、要支援児童や要保護児童等の調査、支援計画の策定、支援及び指導、また関係機関との連絡調整などを行います。」との答弁がありました。  次に、委員から「支援拠点整備の具体的内容は。」とただしたところ、「支援拠点の整備とは、物理的な場所を整備するわけではなく、こども未来課内に専門の資格を持つ子ども家庭支援員としての職員を2人配置し、機能的な体制を整備するものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「自殺対策計画策定アンケート調査業務を実施する理由とその調査方法は。」とただしたところ、「令和5年度に第2期清水町自殺対策推進計画を策定するに当たり、町民の自殺の背景になり得る心の健康に関する意識等を調査し、計画策定の基礎資料とするため、令和4年度中にアンケート調査を実施する必要があります。調査対象者を、町民の中から無作為で1,000人抽出し、郵送にて配付、回収する予定となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「これまでどのような自殺対策を実施してきたのか。」とただしたところ、「平成31年3月に清水町自殺対策推進計画を策定し、計画の施策に基づき事業を実施しており、役場職員向けのゲートキーパー養成研修会の実施や、町民を対象とした町内大型商業施設での街頭キャンペーンを実施し周知を図っています。また、若年層の自殺対策として小中学校の児童生徒を対象にSOSの出し方教室を実施しました。」との答弁がありました。  次に、委員から「新規事業として、まち歩きアプリ業務と親子食育農園事業の2つが挙げられているが、この事業内容と開始時期は。」とただしたところ、「まち歩きアプリ業務では、ウオーキングの歩数の計測や体重、血圧等の測定値の入力を習慣化し、利用者の健康状態を可視化することで健康行動につながるアプリ導入を予定しています。なお、機能としては、歩数のグラフ化やランキング、健康情報やイベントのプッシュ通知などを予定しているほか、ウオーキングの歩数をポイント化して、ゆうすいポイントに還元し、地域経済の活性化にもつなげていきたいと考えています。このまち歩きアプリの導入開始は、令和4年10月を予定しています。親子食育農園事業では、複合施設まほろば館東側の的場川河川敷に、1坪程度の菜園を8区画設置し、町内在住の未就学児を対象に、親子で野菜を育てる体験を通して行う総合的な食育事業を考えています。令和4年4月に募集を行い、畑の貸与期間を夏野菜や秋野菜が育ちやすい4月下旬から11月末までとし、無償による貸与を予定しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「この2つの事業の町民への周知方法は。」とただしたところ、「まち歩きアプリについては、広報しみず、町ホームページ、SNS、チラシ、イベントなどでの啓発のほか、健幸アンバサダーやスポーツの駅などによる口コミでの周知を考えています。また、親子食育農園事業の募集については、広報しみず、町ホームページへの掲載に加え幼稚園や保育所、民間保育園を通じて保護者にチラシを配付し、周知していきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「親子食育農園事業は、今後拡大する考えはあるのか。」とただしたところ、「現時点では、幼稚園や保育所などの未就学児を対象としていますが、小学生にも親子の触れ合い、作る、食べるといった総合的な食育を推進できるよう対象年齢の引上げを検討し、多くの親子が食育農園を体験できるよう新たな場所を確保するなどの事業拡大を検討していきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「まち歩きアプリ業務700万円の内訳は。」とただしたところ、「アプリの初期設定費に412万5,000円、アプリのマニュアル及びチラシ作成費に42万9,000円、3年間一括契約のランニングコストが264万円となります。また、3年後は年間105万6,000円のランニングコストがかかる形となります。」との答弁がありました。  次に、委員から「まち歩きアプリ利用者数の目標値は。」とただしたところ、「まち歩きアプリの利用者数は、初年度は500人、次年度以降は年間250人増を目指し、5年後は1,500人を目標値としています。」との答弁がありました。  次に、委員から「親子食育農園事業については、1区画の面積が狭く、コンクリートのため夏は照り返しが強くなると感じられる。また、土の深さや排水面、農薬によるコンクリートへのダメージなどの問題はないのか。」とただしたところ、「1区画の大きさについては、未就学児の子供が無理なく体験できる家庭菜園程度の大きさとしており、夏場のコンクリートの照り返しを避けるため、参加者には日中の暑い時間帯には作業しないよう促します。畑の土については、60センチの深さまで入替えをしているため、耕作や水の浸透には問題ないと考えています。また、農薬については、委託を予定している農業を営む方などから指導や助言をいただく予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「夜間に親子食育農園を通る方の安全性は確保されているのか。」とただしたところ、「的場川の管理用通路であり、水路から畑まで1.8メートル以上の歩行空間を確保し、水路側に転落防止柵を設け、二輪車などが進入できないよう南北の入り口には車止めを設けるなど、通行者の安全に配慮した構造となっています。また、まほろば館は、夜9時半まで照明がついており、河川側にも照明があることから、夜間の安全性は確保されていると考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「新規事業として、高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施により、包括的に支援していく体制を整備するとあるが、どのような形で実施するのか。」とただしたところ、「保健師が、健診や医療、介護などの様々なデータを用いて、高齢者の健康課題を分析し、介護予防教室などの通いの場において、参加者全体に健康教育を行うなどの全体的な支援を実施するほか、様々な課題を抱える高齢者や健康状態が不明な高齢者を把握して、個々に必要な支援を実施していく形で考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「複合施設まほろば館では、保健センターと図書館でそれぞれ防火管理者がいるのか。また、保健センター費と図書館費でそれぞれ防火協会に負担金を計上している理由は。」とただしたところ、「複合施設まほろば館は、健幸づくり課長が防火管理者となっています。また、清水町防火協会への負担金については、保健センターの専有部分を保健センター費から、また、図書館専有部分を図書館費から支出しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「社会教育総務費の会計年度任用職員報酬が増額となっている理由は。」とただしたところ、「文化芸術活動促進事業の委託先であったNPO法人文化協会及びウォーター・ビジョンが令和3年度末をもって解散する予定であることから、令和4年度からの事業実施を業務委託から町の直営事業とすることにより事務量が増加するため、1人分の報酬を増額しました。」との答弁がありました。  次に、委員から「町民参画ワークショップ事業の内容と参加する町民の募集方法は。」とただしたところ、「行政と住民が協働して地域の活性化を図ることを目的に、魅力ある社会教育施設の実現に向けた住民参画のワークショップを実施します。参加者の募集については、地域交流センター利用団体や学生を対象に声かけする予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「南小学校北校舎の躯体調査業務900万円が計上されているが、躯体調査をすることになった経緯と調査の内容は。」とただしたところ、「老朽化した学校施設の対応については、学校施設長寿命化計画を定めており、具体的な工事に先立ち、躯体の詳細な調査を実施し、経済性や教育的機能の観点などから、総合的に判断することになっています。計画に基づき、南小学校北校舎のコンクリートの強度や中性化などによる躯体の強度に問題があるか判断するための調査を実施します。調査については、躯体のコアを取り出して潰しの試験を行い、圧縮度の強度や中性化の状況の確認のほか、柱やはりをはつって鉄筋の状況などの確認を行う予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「躯体調査後に改築が必要となった場合の概算費用は。」とただしたところ、「長寿命化計画策定の際に国から示されている標準的な試算用の単価を基に試算すると、改築工事、既存建物の解体工事、それらの工事に伴う設計業務や監理業務を含め総額で約12億円余が見込まれます。なお、この試算額には、建て替えに伴う工事期間中の仮設校舎の費用は含んでいませんし、標準的な国から示された単価ですので、今後、長寿命化の工事または改築工事を判断するに当たっては、それぞれの概算事業費を改めて算出することとしています。」との答弁がありました。  次に、委員から「長寿命化による改修もしくは改築が必要となった場合のスケジュールは。」とただしたところ、「長寿命化による大規模改修、または改築を行うかの方向性が決定後、その方向性に基づいて基本的な設計を行い、その設計に基づいての工事の実施設計、その後、工事というスケジュールを予定しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「ランニングバイク大会運営業務の具体的な内容と開催場所等の詳細は。」とただしたところ、「大会要項及びコースの作成、当日の司会進行、会場などの設営、ウェブ上での選手受付から参加料の徴収まで行うスポーツエントリーサイト業務や、会場の駐車場警備などの業務を予定しています。また、開催場所については、町の総合運動公園や町の体育館駐車場などを検討しており、11月上旬の日曜日に開催し、午前9時半開始で、午後3時頃の終了を予定しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「クリテリウム大会がランニングバイク大会に変わった理由は。」とただしたところ、「クリテリウム大会は、東京オリンピックの機運醸成と、大会を通じ清水町を全国に発信し、交流人口を拡大するという所期の目的を十分達成できたものと考え終了となりましたが、ランニングバイクは、バランス感覚や様々な身体能力を高める効果があり、誰もが夢中になれる魅力を持った乗り物であることから、子供の時期から運動、スポーツに親しむ環境を提供するため、新たな大会として開設します。」との答弁がありました。  次に、委員から「小学校と中学校それぞれの就学援助費の申請状況は。」とただしたところ、「令和3年度の準要保護の就学援助費の申請は小学校で92件、中学校では73件、合わせて165件の見込みとなっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「申請数は増加傾向にあるのか。」とただしたところ、「令和2年度と比べると若干増加しています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳入歳出全般についての質疑に入りました。  質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「民生費では、本町の待機児童の対策として、職員、保育士を確保して対策するという答弁であったが、何年もできておらず、現在も100人を超える待機児童が出ているということは、構造的な欠陥、問題が解決されていないと考える。衛生費では、高齢者施策を介護予防と一体化した包括的施策として、介護保険事業特別会計に組み込まれていると解釈しているが、介護保険事業では被保険者の保険料が原資となっているので、事業が膨張すると保険料も高くなり、事業の自由度が一般会計よりも低くなってしまうと考えられるため、包括的事業という名の下に一般会計から特別会計予算に移すことには、問題があると考える。教育費では、学校給食費の値上げ分を補填するということには評価できるが、それが国の交付金を原資とするものであり、それがなくなった場合、保護者負担が増えることには問題があると考える。以上3点を指摘し、反対討論とする。」との発言がありました。  賛成討論として、「令和4年度予算は、令和3年度予算と比較し4億7,800万円の大幅な増額となっている。本委員会所管での増額要因としては、新型コロナウイルスワクチン接種事業の当初予算化、町民の健康のためのまち歩きアプリ導入、そして南小学校北校舎の今後の整備を見据えた調査及び基本計画の策定などであるが、これらいずれの事業も、町民福祉の向上と本町の未来を担う子供たちによりよい教育環境を整えるため必要な事業であると考えられる。また、交付金を活用した小中学校給食費の負担軽減措置やランニングバイク大会の開催など、有効な財源を活用した事業を展開するなど、創意と工夫が見てとれる予算である。令和4年度も新型コロナウイルス感染症の影響により社会情勢や財政状況はますます厳しさを増していくことが予想されるが、町民福祉の向上と次代を担う子供たちの可能性を育む学校教育の推進に資する施策をなお一層、積極的に進めていただくことを切望し、賛成討論とする。」との発言がありました。  ほかに討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 99 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 14番 森野君。               (14番 森野善広君登壇) 101 ◯14番(森野善広君) それでは、議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  来年度予算の中には評価する部分、不十分なところ、これは駄目だというふうなところがありますけれども、全部挙げることはできませんので、2点に絞って反対討論をいたします。  まず、委員会でも取り上げました清水町公共施設等総合管理計画と来年度予算との関係であります。中期財政推計との大きな違いは、指摘したところ「令和4年度については整合性があるけれども、それ以降については整合性がなくてもいい」というようなやり取りがありました。しかし、この計画の中ではこのように書かれています。「清水町総合計画を上位計画として位置づけるとともに、今後は本計画(この計画)に基づき個別計画を策定する。取組を進めていく上では清水町都市計画マスタープラン等の本町における他の計画との整合性を図っていきます」と、このように整合性をきちんと明記しております。そういう点で、整合性がなくてもいいというふうな考えというのは、これは問題ではないかと思います。  令和4年度についても、4年度は整合性を持ってつくったということでありますけれども、公共施設と道路関係の投資的経費は7億6,000万円、この計画では約8億5,000万円と、もうこの時点で1億円近い誤差が生じております。そもそもこの管理計画というのは、必要性からつくられた計画になっています。要するに財政的裏づけを考えなくて、建物の寿命とか投資の必要性を考えてつくった計画です。財政的な面からの計画をやはりきちんとつくって、はっきりと裏づけがあるような計画としていくことを提案し、問題点を指摘したいと思います。  2点目には、来年度予算の中で保育士の会計年度任用職員の予算が1,900万円ということで、これまで1億円弱の数千万円の金額から大きく減っています。これは会計年度任用職員を減らすのかなということで思っていましたら、そうではなくて、実際に会計年度任用職員が確保できている予算を計上したと。逐次会計年度任用職員を採用して、予算を補正していくというふうなことであります。まさに会計年度任用職員の不安定雇用を予算上に反映した数字であるというふうに私は思います。幼稚園にしても保育所にしても会計年度任用職員のほうが人数が多い。このことの問題点というのは非常に深刻だと思います。  これは、4点ちょっとまとめたいと思いますけれども、1つは子供への影響です。この会計年度任用職員、非正規職員が多くなったのはずっと昔からではありません。私も長く議員をやっているので、当初からすれば20年以上たっておりますけれども、平成10年代では非正規雇用というのは産休代替だけでした。保育所、幼稚園は全てが正規職員。非正規職員は二、三名しかいなかったんです。ところが今は担任の教師も、保育士さんも含めて非正規職員が責任を負わされる、何年も勤めてもなかなか正規になれないという状況にあります。これは子供に影響が出ないのかと。子供の分野で町の人件費を削って、これから未来を支える清水町の宝である就学前の子供たちにそういう対応でいいのかという問題が1つです。  2つ目は、働く若い職員へ与える影響です。大学を卒業して国家試験も通って、それでも正規職員になれない、清水町の枠としては非正規の枠がほとんどだと。こういう状況で、子供たちもそうですけれども、これからの日本を支える、現在も支えなければいけない若い人たちがそういう状況でいいのかということです。  3つ目には、同一労働同一賃金と言われています。同一職場で同一労働をしていて、責任も同じように負わされていて、それで待遇が違う、給与が大きく違う、そういう状況が職場の矛盾をつくり出さないかと、そういうことです。  それと、保育現場での4つ目は、低賃金が大きく社会の中で問題になっています。他の職種と比べて半分しか給料をもらっていないと。介護職もそうですけれども、それを改善しようということが政府も含めて取り組まれておりますけれども、清水町でいけば、この非正規雇用を少なくし、正規雇用を増やすことが一番の手っ取り早い方法です。先ほど今年度の補正予算であった会計年度任用職員の給料を1か月に数千円上げたって、焼け石に水ですよ。正規職員にすれば他の職種と同じ給料、賃金に引き上げられるわけです。そうしたことを今国を挙げてやろうとしているときに、来年度予算の中ではそれが見えない。  こうした4つの問題点がこの保育所、幼稚園の非正規の問題であるというふうに私は思います。これは来年度予算の問題ではなくて、ここしばらくの中で毎年のように続いている問題です。子供のことを考えれば、これは変えなきゃいけないと、このように最後に訴えて私の反対討論といたします。 102 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。 3番 松下君。               (3番 松下尚美君登壇) 103 ◯3番(松下尚美君) ただいま議題となっております議案第16号 令和4年度清水町一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  まず、令和3年度の予算は今現在も進行中でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により多くの事業やイベントが中止となり、ややもすれば閉塞感の漂う予算でありました。一方で、この令和4年度予算を見ますと、令和3年度と比較して4億7,800万円、4.8%の大幅な増額となっており、一概に金額のみで比較することは適切ではありませんが、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた積極的な予算であると認められ、回復への明るい兆しが見いだされたような予算であると考えます。  個別の事業を見ますと、老朽化の著しい南小学校北校舎に係る躯体の調査と基本計画の策定、脆弱と言われている町内南北道の新たな路線となる玉川卸団地線南進道路の検討、町民の健康増進の一助となるまち歩きアプリの導入など、新たな取組に着手していることは大いに評価できるものであります。  令和4年度もコロナ禍が与える様々なマイナス影響は計り知ることができません。そのような今置かれた厳しい社会経済情勢の中ですが、令和4年度は町長が施政方針でも述べられましたとおり、関町政1期4年目の集大成となる年度であります。町民の負託を受けた1期目の集大成として、第5次総合計画に掲げる「くらしやすさで未来をともにつくるまち」の実現のため、町長自ら汗をかき、そして全職員一体となって、明るい未来へつながる1年となることを期待して私の賛成討論とさせていただきます。 104 ◯議長(松浦俊介君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 105 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 106 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第16号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 107 ◯議長(松浦俊介君) 挙手多数であります。  したがって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 108 ◯議長(松浦俊介君) 日程第14 議案第17号 令和4年度清水町土地取得特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 109 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第17号 令和4年度清水町土地取得特別会計予算について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月10日に議案第16号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 110 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 111 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    113 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 114 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 115 ◯議長(松浦俊介君) 日程第15 議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 116 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月11日に議案第16号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、歳入についての質疑に入りました。  最初に、委員から「一般会計では、個人町民税が令和3年度に比べて若干増加しているが、国保税の一般被保険者分は2,500万円ほど減額となっている。被保険者の人数が減っているとの説明もあったが、減額した理由は。」とただしたところ、「後期高齢者医療制度への移行や、被用者保険の適用拡大により、被保険者数が年々減少傾向となっていることが大きな要因となります。」との答弁がありました。  次に、委員から「被保険者数の減少のみが減額の原因となっているのか。国保税は所得に対して算定されるが、算定方法に変更等はなかったのか。」とただしたところ、「所得については、令和3年4月1日と同じ形で計算しているので、今回の保険税は、あくまでも被保険者数の減少という形で計上をしています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳出についての質疑に入りました。  質疑なく、次に歳入歳出全般についての質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 117 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 118 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 13番 吉川君。               (13番 吉川清里君登壇) 119 ◯13番(吉川清里君) 私は、議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。  令和4年度予算では3年度の予算と比べて2,500万円の減額になっており、特に保険税ですが、一般被保険者現年度分では778万円の減となっております。説明では被保険者の人数の減がその理由ということでしたが、令和2年度と3年度で保険税予算を比べてみますと増額となっていて、高齢化で国保の加入者が減る傾向が例年続いているのならば保険税の収入の増減とは連動していないことになってしまいます。  さきの条例改正で国保税の未就学児の均等割が半額に減免されたことは、子育て支援の面からも一歩前進と言えます。しかし、国保税の負担が重いことはまだまだ変わりがなく、県の方針によって一般会計からの法定外の繰入れも800万円とさらに低く抑えられています。  コロナ感染症の対応で入院や外来治療が逼迫し、コロナ以外の疾病の治療にも支障を来したことが感染の波の中で何度もありました。第6波の感染は低下しつつありますが、それでも、まだ感染拡大が終わるというわけではなく、今後も感染の波は繰り返すと予想されております。そのときに町民の命を守れる社会保障でなければならないということを主張して私の反対討論といたします。 120 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。 2番 飯田君。               (2番 飯田安雄君登壇) 121 ◯2番(飯田安雄君) 私は、議案第18号 令和4年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  国民健康保険制度は必要な医療費等の財源を保険税や公費によってお互いに支え合う公的な医療保険制度であり、大切な社会保障制度の一つでもありますが、被用者保険に比べ被保険者の年齢構成、医療費水準が高いことに加え、所得水準が低いことなどから大変厳しい財政運営が強いられているものと考えられます。  このような国民健康保険事業が抱える課題に対応し、将来にわたって持続可能な国民健康保険制度とするため、平成30年度から都道府県と市町村の共同運営に移行され、今回上程された予算案についても県などから示された基準に基づき適正に編成されたものと受け止めております。また、保険税につきましても県内の保険税率の統一を目標とした資産割額の廃止に伴う税率改正を行っており、清水町国民健康保険事業の運営に関する協議会においても慎重に審議され、妥当である旨の答申をいただいていると伺っております。  今後も引き続き受益と負担の公平性という観点からも町を挙げて積極的な収納対策に取り組んでいただくとともに、健康づくり事業や予防活動を活発に行うことにより被保険者の健康維持、生活の質の向上、さらには医療費の抑制につながることを広く町民に御理解いただき、地域の医療保険を支える大切な制度である国民健康保険の健全な財政運営がなされることを期待して私の賛成討論とさせていただきます。 122 ◯議長(松浦俊介君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 125 ◯議長(松浦俊介君) 挙手多数であります。  したがって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 126 ◯議長(松浦俊介君) 日程第16 議案第19号 令和4年度清水町介護保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 127 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第19号 令和4年度清水町介護保険事業特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月11日に議案第18号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、歳入についての質疑に入りました。  質疑なく、次に歳出についての質疑に入りました。  最初に、委員から「保険給付費が前年度と比較して5,400万円ほど減額となっている。被保険者数が増えているのに、給付費が減っている理由は。」とただしたところ、「令和3年度予算編成時においては、第8期介護保険事業計画が策定中であったため、計画値を踏まえることができませんでしたが、令和4年度予算編成では、令和2年度上半期に対する令和3年度上半期の伸び率に基づき算出した令和3年度決算見込額と第8期の計画値を踏まえ算出した結果、給付費の減額となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「コロナの感染拡大の影響は、介護保険会計の給付費に影響しているのか。」とただしたところ、「令和2年度の給付実績で見ると影響はほとんどなかったものと考えており、令和4年度の予算編成においても、新型コロナウイルス感染症による影響は考慮していません。事業者からの情報では、いわゆるデイサービス事業では利用者から多少の利用控えがあったとの話を幾つか伺っています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳入歳出全般についての質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 128 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 129 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 13番 吉川君。               (13番 吉川清里君登壇) 130 ◯13番(吉川清里君) 私は、議案第19号 清水町介護保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。  令和4年度予算では、保険給付費が3年度と比較して5,450万円も減額されています。質疑の中では、この減額に対して、コロナ感染症の影響はほとんどなかったという答弁でしたが、それでも、事業者からの聞き取りでは、デイサービス事業者に多少の利用控えがあったという聞き取りもされております。全国的には、こうしたデイサービスの利用控えや、訪問介護の事業者がコロナ感染の危険性からホームヘルパーなど多数離職するなど、感染拡大による介護保険事業への影響は大きいと考えます。  施設入所も、高齢者施設にクラスターが発生していることや、感染予防で、一度入所してしまうと家族でも面会がままならないため、入所を控えるといった事例も聞いています。コロナによる影響で十分な介護サービスが実施されないのだとしたら、保険料を納めている意味が分からなくなってしまいます。給付費の減はこうしたコロナの影響をどれだけきちんと考えて算出されているのか、大いに疑問です。  介護予防でも、最近は要介護よりも要支援と認定される人のほうが多く、これに来年度からは一般会計の衛生費部門であった健康事業、介護予防事業が介護保険のほうの介護予防事業と一体化することにより、全体としての予算が縮小してしまうのではないかという心配があります。要支援と認定された場合は、身体介護の程度は軽くても切れ目のない介護サービスを受けることで重度化を防ぐことができますが、それもどこまで実効性があるか、疑問が持たれます。コロナ禍でも必要な介護を提供するという介護保険本来の意義を果たすべきと考え、私の反対討論といたします。 131 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。 1番 向笠君。               (1番 向笠 誠君登壇) 132 ◯1番(向笠 誠君) 私は、議案第19号 令和4年度清水町介護保険事業特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  介護保険制度は制度創設以来、持続可能性の観点から様々な改正が行われました。団塊の世代が75歳以上となる2025年と、その先の団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年を見据えると、介護需要のさらなる増加、多様化が予測され、本制度の果たす役割は社会保障制度としてより一層重要性を増すと考えます。  令和4年度予算では、歳出においては22億3,000万円余の保険給付費を主とし、地域支援事業において介護予防生活支援サービス事業、高齢者を地域で支えていくための住宅医療介護連携推進事業等の予算が計上され、介護を社会全体で支え合うことを目的とした地域包括ケアの拡充に重点を置いた内容となっております。  また、歳入においては、サービスを提供していく上で必要となる保険料について、永続的に制度を運営していくための措置として、所得状況に応じた負担を求める一方で、低所得の方々には負担軽減等の一定の配慮もなされております。そのほか財源となる各サービスにおける国や県等、それぞれ所定の負担割合に基づき算定された交付金等が財源として確保されており、適正な予算編成であると考えます。  今後、高齢化が進展していくことを考えると、増え続ける介護需要の拡大に全て対応することは厳しく、また、医療と介護を同時に必要とする高齢者が増加していく未来において介護保険制度を適切に継続運用させることは最大の課題であります。将来に向けて誰もが安心して老後を過ごすことができるよう、当局には効率的で安定した事業運営を要望し、私の賛成討論とさせていただきます。 133 ◯議長(松浦俊介君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 134 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 135 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第19号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 136 ◯議長(松浦俊介君) 挙手多数であります。  したがって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 137 ◯議長(松浦俊介君) 日程第17 議案第20号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 桐原直紀君。            (民生文教委員長 桐原直紀君登壇) 138 ◯民生文教委員長桐原直紀君) ただいま議題となりました議案第20号 令和4年度清水町後期高齢者医療特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。
     本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月11日に議案第19号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「保険料は前年度比較で増額になっているが、令和4年度に保険料の改定があるのか。」とただしたところ、「後期高齢者医療保険料の保険料率は、2年ごとに見直しがされており、広域連合で審議しています。令和4年度及び令和5年度の2年間については、所得割率が8.07%から8.29%、均等割額が4万2,100円から4万2,500円の400円増となります。また、賦課限度額については、令和3年度までは64万円でしたが、66万円となりプラス2万円の改正を予定しています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 139 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 141 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 142 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第20号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 143 ◯議長(松浦俊介君) 挙手多数であります。  したがって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 144 ◯議長(松浦俊介君) 日程第18 議案第21号 令和4年度清水町下水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 大濱博史君。            (総務建設委員長 大濱博史君登壇) 145 ◯総務建設委員長大濱博史君) ただいま議題となりました議案第21号 令和4年度清水町下水道事業会計予算について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月7日に本委員会に付託され、3月10日に議案第17号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「下水道の普及率は。」とただしたところ、「人口に対する普及率となりますが、令和2年度末で70.4%となります。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 146 ◯議長(松浦俊介君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 147 ◯議長(松浦俊介君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 148 ◯議長(松浦俊介君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯議長(松浦俊介君) これをもって討論を終わります。  これより議案第21号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 150 ◯議長(松浦俊介君) 挙手全員であります。  したがって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。  以上で今定例会に付議された案件は全部終了いたしました。  これをもって令和4年第1回清水町議会定例会を閉会いたします。  どなた様も御苦労さまでした。                                  午前11時16分閉会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和4年3月25日                清水町議会議長     松 浦 俊 介                ────────────────────────                署名議員(7番)    秋 山 治 美                ────────────────────────                署名議員(8番)    渡 邉 和 豊                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...